フリーランスwebデザイナーになりたいと検討している方の中で「どのようになるか分からない」「どの程度稼げるのか不安」と悩んでいる方はいるのではないでしょうか。
本記事では「フリーランスwebデザイナーになる方法や、年収・成功するための秘訣」を解説していきます。
この記事を読むことで、フリーランスwebデザイナーをなる為の具体的な方法を知ることができますよ。
フリーランスwebデザイナーとは
フリーランスwebデザイナーとはどこの会社にも属さないwebデザイナーを指します。
会社員のwebデザイナーは、会社の方針に従いwebページを作成するため、自分の個性を出すことが中々難しい状況です。
しかし、フリーランスのwebデザイナーは自分の好きなwebデザインを中心に仕事の取引が可能です。
自由度の高さで仕事を選ぶのであれば、フリーランスがおすすめと言えるでしょう。
フリーランスwebデザイナーの年収
フリーランス協会が発表した「フリーランス白書2019」によると、webデザイナーの最も多い年収層は、400〜600万円でした。
これは、転職サイトDODAが発表している「平均年収ランキング」に記載されている平均年収446万円とほぼ同じ金額であることが分かります。
しかし会社員のwebデザイナーと大きく違うのは、フリーランスのwebデザイナーの20%は800万円以上の年収があるということです。
スキルが高ければwebデザイナーとして高収入を実現させることは難しいことではありません。
フリーランスのwebデザイナーになる為の3つの方法
フリーランスのwebデザイナーになる為には大きく分けて3つの方法があります。
それぞれの方法を詳しく解説していきましょう。
会社に就職して経験を積む
フリーランスの中で、最も一般的で堅実な方法は会社に就職して経験を積む方法です。
会社員として経験を積むことで、webデザイナーとして必要なスキルを身につけるだけでなく、フリーランス転身後に、実績をアピールして顧客獲得が可能です。
フリーランスになると、その人の実績で判断されるため、どの程度のスキルを持っているか、取引時に判断されます。
知名度のないフリーランスのwebデザイナーは、どのような仕事をしてきたか分からないので、案件が全く取れないことも多いでしょう。
会社で経験があれば、どのような仕事をこれまで取り組んできたか依頼側も判断しやすくなるため、転身後から安定して仕事を得ることが可能になります。
webデザインのスクールに通う
webデザイナーとして活躍するためには、webデザインの基礎知識が必要です。
webデザインのスクールに通うと必要最低限のスキルを学ぶことが可能なので、もし自身のスキルが不安であればスクールに通いましょう。
スクールによっては、フリーランスのwebデザイナーとして活躍できるよう、仕事を斡旋して貰えるケースもあります。
しかし、卒業後は自分で仕事を見つける必要があることも覚えておきましょう。
独学でwebデザインの勉強を行う
webデザインの勉強は、独学で行うことも可能です。
インターネット、動画、参考書など、勉強に必要なツールは様々あります。
独学で学ぶ場合は、次の3つの項目を1つずつ勉強しwebデザイナーとして必要な知識を身に付けるようにしましょう。
- HTMLとCSSを学ぶ
- IllustratorとPhotoshopの基本操作を覚える
- デザインの理論を覚える
webデザイナーとして活躍するためには、上記の知識が必要不可欠です。
上記の知識を身に付けたら、実際にホームページを制作し、webデザイナーとして必要な知識が習得できているかどうかを確認しましょう。
成功するためにやっておくべき4つのこと
必要最低限の知識を身につけてフリーランスのwebデザイナーに転身しても、必ず成功するという保証はありません。
webデザイナーとして成功するためには、やっておくべき4つの事があります。
キャリアアップをするためにも必要不可欠なものになるので、覚えておくと良いでしょう。
ポイント1: 他デザイナーとの差別化
一言でフリーランスのwebデザイナーと言っても、様々なタイプのwebデザイナーが存在します。
数あるデザイナーの中から選ばれるためには、他デザイナーとの差別化が必要です。
自身の得意分野・領域を作る
あなたが飲食店のオーナーでwebページを作ろうとする際に、依頼するデザイナーを選ぶなら次の2人のうちどちらを選びますか?
- どのようなデザインでも手掛けますとアピールするwebデザイナー
- 人気レストランのホームページをこれまでに100件制作したwebデザイナー
よほどの理由がなければ、後者のデザイナーではないでしょうか。
その理由は、成功するレストランのwebページのノウハウを知ってそうだと思うからです。
得意分野を持つことで、その業界に求められている情報はもちろんのこと、気に入られるwebデザインを提案できるようになります。
このように差別化がはっきりしているwebデザイナーは依頼が殺到しやすいという特徴があるので、必ず得意分野を見つけましょう。
既に特定の分野の得意分野があれば、その分野の仕事ができるとアピールをして仕事を増やすように心掛けると良いですよ。
様々な業界の知識を身につける
得意分野がない方は、特定の業界知識を身につけて得意分野にしていきましょう。
いくら知識を身につけても、既に業界として成熟している場合は新規依頼を獲得できない可能性があります。
webデザイナーとして成功したいのであれば、積極的に様々な業界の知識を身につけるようにしましょう。
クラウドソーシングで実績を獲得する
独学でフリーランスになった方や、スクールを卒業してすぐにフリーランスとして活動する方は、クラウドソーシングサイトに登録しましょう。
- 実績が無くても需要さえあれば仕事を獲得できる
- 毎日のように案件募集があるので、仕事を獲得しやすい
フリーランスとして活動すると案件を取るのが難しい中、上記のようなメリットが得られるからです。
注意点として、闇雲に実績を作るのではなく特定分野に絞り実績を作りましょう。
特定分野の実績を多く獲得すれば、その実績が得意分野だと依頼者側が認識するようになります。
戦略的にクラウドソーシングサイトに登録して実績を作るように心掛けましょう。
ポイント2. コミュニケーション能力を高める
webデザイナーは、デザイン力だけあれば仕事が貰える訳ではありません。
特にデザインは正解がない為、クライアントがどのようなwebページを求めているのかコミュニケーションを取りながら探る必要があります。
高いコミュニケーション能力があれば、作業が円滑に進むだけでなく、案件の獲得、ギャラ交渉などにも活かすことが可能です。
クラウドソーシングなどの継続性が低いクライアントで練習してみると良いでしょう。
ポイント3. 仕事の受注方法に気をつける
フリーランスで仕事をしていると、時折クライアントとトラブルになることがあります。
トラブルを防ぐために、次の3つのポイントに注意をしながら受注するようにしましょう。
単価の安い仕事を受けない
フリーランスのwebデザイナーとしてやってはいけないことは単価の安い仕事を受けることです。
仕事がないから仕方なく安い単価で仕事を受けてしまうと、クライアントにとってはその値段が標準になってしまいます。
安い単価は自分の首を絞めるだけなので、最低限の単価を決めてそれ以上安い仕事は引き受けないようにしましょう。
工数回数の確認
webデザインは正解がないので、自分が良いと思っても相手がもう少し修正をしてほしいと思う場合があります。
修正回数を少なくするためにも、必ず工数を細かく確認してから作業に取り掛かりましょう。
事前に工数を明確にしておけばトラブルになる可能性はあまりありません。
報酬を明確化する
仕事を引き受ける際は、報酬を明確にしましょう。
どのような時に追加報酬が発生するか明確にしておかないと、後々トラブルになることがあります。
修正やデザインを1からやり直す場合は追加報酬が発生するなど、最初から明確にしておくことが大切です。
ポイント4. 営業先を積極的に見つける
仕事をこなすだけでなく、新しい営業先を見つけておくことも大切です。
営業先を自分で見つけられない場合はフリーランスエージェントに登録しましょう。
フリーランスエージェントとは、一定の手数料を貰う代わりに案件を紹介してくれる案件紹介サービスのことです。
エージェントを使えば、営業が苦手な方でも安定して仕事を獲得できるので、積極的に登録しておくと良いですよ。
まとめ
フリーランスwebデザイナーになると自分らしいライフスタイルが確立できます。
今回紹介したポイントを意識して仕事をすれば、年収をあげることも難しいことではありません。
その他エンジニアやマーケター、ライターなどの職種について知りたい方は下記の記事が参考になります。
