ニートやフリーター

ニートが就職するためのポイントは?おすすめの職種も紹介

現在ニートである人の中には「そろそろ就職しないと」と考えている人もいるのではないでしょうか。一方で、焦りは感じつつもまだまだニートでいたいと考えている人もいるでしょう。この記事では、ニートが就職するべき理由と就職するためにやるべきこと、就職活動をする際におすすめのサービスなどについて解説します。ぜひ参考にしてみて下さい。

ニートとは

そもそもニートとはどのような人のことを指すのでしょうか。「ニート」はNot in Education, Employment or Trainingの頭文字をとった言葉で、元々はイギリスの報告書で登場した言葉です。その報告書においては、16~18歳の若者をニートとして定義していました。
一方で、日本におけるニートは若干定義が異なります。厚生労働省では、「15~34歳の失業者や無業者のうち、学生や主婦を除き、求職活動にいたっていない者」がニートであると定義しています。

この定義に従うと、現在仕事をしていない人でも、就職活動を行っていれば、ニートには該当しないということになります。

ニートが就職するべき理由

ここでは、ニートがなぜ就職するべきなのか、その理由を解説します。ニートを続けたい、と考えている人はぜひ目を通してみて下さい。

経済的に困窮する恐れ

現在ニートとして生活を送っている人の中には、生活費を親に出してもらっている人も少なくないでしょう。しかし今は元気で仕事をしている親もいつかは退職し年金で生活をすることになります。また病気や事故などによって仕事ができなくなる可能性もゼロではありません。そういった点を考慮すると、将来的に経済的に困ってしまう可能性はゼロではありません。

社会的信用が得られない

ニートをしている人に対する世間の目は決して優しくはありません。ニートをしている事情は人それぞれかもしれませんが、ニート=怠け者と考える人も中にはいます。そういった人たちからは社会的な信用を得ることができないでしょう。

社会復帰できなくなる恐れ

ニートの期間が長くなると社会復帰ができなくなる可能性がどんどん大きくなります。ニート本人にとっては、長い間社会生活から離れて生活していたため、社会に出ることに対する恐怖感が大きくなってしまい、採用する企業側にとってもニート期間が長いと「本当に働けるのか?」と不安に感じてしまいます。勿論絶対に社会復帰できない、という訳ではありませんが、期間が長くなればなるほど、そのハードルは高くなるでしょう。

罪悪感を感じながら生きる可能性

兄弟姉妹や友人などが仕事をして、結婚し、家を建て、子供が生まれていく中で、自分はニートで何もしていない状況が生まれる恐れがあります。このような状況を前にすると「みんなちゃんとしているのに…」「自分は何をやっているんだろう…」と罪悪感や焦りを感じながら生活することになるでしょう。

ニートが就職するためにまずやるべきこと

ここからは、ニートを脱出し就職するために、まずやるべきことについて解説します。

人と話す機会を増やす

ニートの中には、1日中家の中にこもっている、家族以外と会う機会はほとんどないという人もいるのではないでしょうか。もしかしたら、会話がうまくできなくなっている人もいるかもしれません。就職活動では人と会ってコミュニケーションを取らなければいけないほか、就職してからは毎日人との関わりが発生します。そのため、少しずつ人と会う機会を増やしていき、コミュニケーションをとる練習をするようにしましょう。

規則正しい生活をする

ニートの場合、夕方に起きて明け方に寝るという昼夜逆転の生活を送っている人も少なくないでしょう。自分の寝たい時に寝て、起きたい時に起きる生活は快適なものかもしれませんが、就職すると、職場によっては朝起きて夜寝る生活を送ることになります。また就職活動の際の面接は基本的に日中に行われます。そのため、昼夜逆転生活を送っている人は、規則正しい生活に生活習慣を正すようにしましょう。

運動をして体を動かす

人によっては、ニートの間全く運動をしていない、という人もいるでしょう。1日中パソコンの前に座っている、ベッドの上に寝転がっているという生活を送っている人も少なくないはずです。しかし仕事をするとなると、職種に関係なく少なからず体を動かすことになります。1日8時間働くために体力が必要にもなるでしょう。そのため、少しずつ運動を行い体を仕事ができるように作り上げていきましょう。最初のうちは自宅周辺を散歩したり、自転車でどこかに出かけたり、するだけでも構いません。徐々に運動の時間と頻度を増やしていってみて下さい。

いきなり就職は難しい…場合は?

ニートにとって、いきなり週5日のフルタイム勤務での就職はハードルが高いとも言えます。「いきなり就職はちょっと…」という人には別の選択肢もあります。

アルバイトを始める

就職はハードルが高いけど、仕事はしたい、という人におすすめなのがアルバイトです。アルバイトなら勤務日数や勤務時間の融通がききやすいので週3日、1日5時間勤務などといった働き方もできます。慣れてきたら少しずつ時間を増やしていけばいいでしょう。また正社員に比べてアルバイトは比較的責任の軽い仕事を行えるので、プレッシャーもそれほど感じずに済むでしょう。

クラウドソーシングを始める

クラウドソーシングは、仕事の発注者と受注者をつなぐプラットフォームのようなもので、様々なジャンルの仕事を受注することができます。専門的な知識が必要な案件もありますが、中には初心者でも受注できる案件もあります。また多くの案件はパソコンがあればできるので、自宅で働くことも可能です。

ニートにおすすめの職種

ここでは、ニートにおすすめの職種を紹介します。未経験でも可能な業界や人手不足の業界などは意外と少なくありません。「絶対に就職するんだ」と考えている人はぜひ参考にしてみて下さい。

介護

介護業界は、高齢化に伴いニーズが高まっている一方で、人手不足に悩まされているのが特徴です。介護の仕事というと資格や専門知識が必要なイメージかもしれませんが、そんなことはありません。未経験の状態から就職することができ、業務経験を積んでいけば専門的な資格を取得することも可能です。意欲があれば、キャリアアップを図ることもできるでしょう。

警備

警備の仕事は意外と未経験OKの求人が多いのが特徴です。そのため、ニートでも挑戦しやすい職種だといえます。警備と一言で言っても、施設警備や交通誘導警備、輸送警備、身辺警備、などその種類は多岐にわたるので、それぞれの仕事内容をふまえて自分にあったものに応募するようにしましょう。

接客

飲食店などの接客業も人手不足に悩んでいる業種であるため、ニートの方にも十分チャンスがあると言えます。接客業は人との関わりが欠かせないため、コミュニケーションスキルは必須です。そのため、人と関わるのは特に苦ではないという人に向いているでしょう。

就職活動時のポイント

ここでは、ニートが就職活動を行う際のポイントについて解説します。

自己分析を行う

就職活動では、企業に自分自身について知って貰う必要があります。自分がどう言った人間で、何に興味があり、どのような経験があり、なぜこの企業を志望しているのか、そしてこの企業にどのように貢献できるのか、と言ったことです。これらのことを知って貰うにはまず自己分析を行わなければいけません。
これまでの人生を振り返りながら、自分が何に興味があるのか、逆に苦手なことはなんなのか、と言ったことを考えてみて下さい。そうすると自然と自分にどんな仕事が適しているのかも見えてくるはずです。

ニート期間に対する質問に答えられるようにしておく

ニートの場合、面接でニート期間に関する質問を受ける可能性が非常に高いです。そのため、なぜニートになったのか、なぜ仕事をしようと思ったのかなど答えられるようにしましょう。
この時、印象を悪くしないために嘘をつくのは避けて下さい。嘘がバレると印象が一気に悪くなるほか、採用後に嘘が発覚すると採用取り消しになる可能性もあります。ニートであった事実は変わらないので、誠実に話すのがポイントです。

条件の妥協が必要になるケースもあると自覚する

企業に応募する前には求人をチェックするかと思いますが、この時条件にこだわりすぎないようにしましょう。条件を絞りすぎると希望条件に合致する求人数が限られてしまい、就職の可能性も低くなってしまいます。またニート期間が長いと応募できる企業が限られるかもしれません。そのため、条件面に関しては時には妥協が必要になるでしょう。

焦らない

就職活動を始めて、すぐに採用して貰えるケースもありますが、人によっては中々採用にたどり着けない人もいるでしょう。しかしこのような状況でも焦らず、諦めることなく粘り強く就職活動を継続するようにして下さい。就職活動は縁と言われることもあるように、不採用になる企業は、たまたま縁がなかっただけです。企業は沢山あるので、必ず自分にあった企業が見つかるはずです。

ニートの就職を支援してくれるサービス

ニートが就職活動をする場合、様々な機関や企業のサポートを受けることができます。ここでは、就職活動時に利用できるサービスを紹介します。

ハローワーク

ハローワークは職業紹介を行う公的なサービスです。求職者は無料で利用することができ、仕事の探し方や求人内容の疑問点などに関するアドバイスを受けることもできます。また職業紹介以外にも、職業訓練や就職セミナーなど就職に関連した各種サービスを行なっているので「就職活動を始めたいけど何をすればいいのかわからない」という人は、まずハローワークに行ってみるといいでしょう。

就職エージェント

就職エージェントは、民間企業が提供するサービスで、求職者と人材を求める企業をつないでくれます。就職エージェントの多くは、成果報酬となっているので、求職者は無料で利用することができます。また求職者に対しては専任の担当者がつくケースが多く、面接練習や書類作成、企業との条件面での交渉などを行ってくれるので、就職活動の負担を軽減してくれるでしょう。

まとめ

今回は、ニートの就職に関して解説しました。ニートを長く続けていると、経済的に困窮する可能性があるほか、社会復帰が難しくなる恐れもあります。そのため、出来るだけ早い段階で就職活動に取り組むようにしまそう。就職活動の際は、ハローワークや就職エージェントなどのサービスを利用するのがおすすめです。今回の内容を参考に、ぜひ就職活動に取り組んでみて下さい。