フリーランスカメラマンは修学旅行、結婚式場、タレントの撮影、など様々な場面で活躍が期待できる仕事です。
スケジュールが調整しやすく、クオリティ高い写真を撮影するため撮影現場でもフリーランスカメラマンが起用されています。
本記事では自由な働き方が可能なフリーランスカメラマンのなり方、仕事内容、年収を上げる方法について紹介します。
フリーランスカメラマンとは
一言でカメラマンと言っても、働き方は様々です。
大きく分けて「専属カメラマン」と「フリーランスのカメラマン」がいます。
専属カメラマンは、修学旅行に同行し撮影を行う、結婚式場で集合写真を撮影するなど所属すう企業や団体が指定した撮影を担当します。
専属カメラマンの中には、特定の企業や芸能事務所に専属カメラマンとして活動をしている方もいます。
専属カメラマンは安定した収入を得ることが可能な一方、特定の撮影しか行えないなどデメリットもあります。
一方で、フリーランスカメラマンとは個人で様々な現場に赴き撮影をするカメラマンです。
働き方は多様で、結婚式場を中心に活動をしている方もいれば、タレントの撮影を専門に手掛けているカメラマンもいます。
日本国内だけでなく、世界的に有名なカメラマンも多くいます。
撮影技術で年収1,000万円以上稼ぐことも可能な技術職と言えるでしょう。
カメラマンの年収
カメラマンの年収を専属カメラマンとフリーランスで比較をしていきます。
専属カメラマンの年収
求人情報をwebで公開している「求人ボックスナビ」が独自で算出した年収によると、カメラマンの平均年収は約356万円です。
一般的な会社員に比べて比較的年収が安いという傾向があります。
専属カメラマンでも、大手芸能事務所に所属しているカメラマンは平均以上の年収が期待できます。
フリーランスカメラマンの年収
フリーランスカメラマンは、案件によって年収が異なります。
ある程度技術の高いカメラマンであれば、専属カメラマンの平均以上に稼ぐことが可能です。
一方での年収に関する具体的な数値は算出されていませんが、1,000万円以上稼ぐカメラマンも多くいます。
働き方によっては、専属カメラマン以上に自由度が高く、収入が上がる可能性があります。
カメラマンで生涯活動したいという方はフリーランスがおすすめです。
フリーランスカメラマンになる方法
フリーランスのカメラマンのなり方は大きく分けて3つの方法があります。
それぞれの方法を紹介していきましょう。
専属カメラマン・写真家に師事をして経験を積む
1つ目は、専属カメラマンから経験を積む方法です。
撮影の基礎や知識を学びたい方は、街の写真屋さんでアルバイト・正社員経験を積んでフリーランスを検討しましょう。
専属カメラマン以上に高いスキルを身に付けたいという方は、プロの写真家に師事をする方法もあります。
プロの写真家に師事すると、高い撮影スキルだけでなく、様々な現場に動向するため人脈を作ることが可能です。
スクールで学ぶ
フリーランスのなり方として、プロカメラマン向けの養成スクールに通いスキルを学ぶという方法があります。
スクールの中には、初心者から上級者まで学べるスクールも開校しているので、自分のスキル合わせたスクールに通うようにしましょう。
カメラマンのスクールだとデジタルハリウッド大学が非常に有名です。
オンラインで受講可能なので簡単且つ最速でスキルを身につけることができますよ。
独学で学ぶ
フリーランスカメラマンの中には独学でフリーランスに転身した方も珍しくありません。
独学で学ぼうと検討している方は、以下のスキルを習得しましょう。
- 基本的な撮影技法
- ライティングの知識
- 色の三原色の知識
- Photoshopの使い方
以上の知識はカメラマンとして仕事をする上で必要不可欠な知識です。
全てを把握していないと、プロのカメラマンとして案件を上手く取れない可能性もあります。
趣味で頻繁に撮影をしている方でも、カメラマンとして活動をするのであれば基礎的な知識を学ぶようにしましょう。
フリーランスカメラマンの仕事の獲得方法
フリーランスカメラマンの仕事の獲得方法について紹介します。
知り合いから依頼をして貰う
カメラマンは個人からでも依頼が可能です。
知人で結婚式の前撮り、旅行の写真、家族写真など知人から撮影を依頼してもらいましょう。
企業の方がいれば、カメラマンとして撮影を依頼して貰うことも可能ですし、知り合いが多ければ多いほど、依頼して貰える可能性が期待できます。
見込み客に営業をかける
写真撮影が必要な見込み客に営業をかけて仕事を獲得する方法もあります。
例えば、webページをこれから制作しようとしている方の中には、写真素材が必要になりカメラマンを探しているケースが考えられるでしょう。
特に経営者の写真を掲載するページを作成する場合は、会議写真、宣材写真を撮影する必要があり、営業をかければ仕事に繋がる可能性が期待できます。
コツとしては、エンドクライアントに営業をかけるのではなく、仕事のハブになっている制作会社・代理店に連絡を取るのがポイントです。
SNS・ホームページで集客をする
フリーランスのカメラマンに転身するのであれば、SNS、ホームページ開設をおすすめします。
SNS・ホームページを開設して集客をする際は、以下の3つのポイントに注意をして運営をするようにしましょう。
- 過去の実績を提示する
- 一般素人でも真似できるような撮影技術に関する情報を発信する
- 仕事の進め方をわかりやすく説明する
SNSでは、無名なカメラマンでも投稿内容が拡散されれば無名でも知名度が一気に高くなります。
下記の記事でブログの開設方法について解説しています。

クラウドソーシングサイトを利用する
実績のないカメラマンでもクラウドソーシングサイトを利用すると、仕事を得ることが可能です。
結婚式の撮影から運動会の撮影会、取材の撮影など様々な現場の案件を紹介されるため、応募するようにしましょう。
クラウドソーシングサイトは下記のサイトがおすすめです。
名称 | 評判 |
---|---|
クラウドワークス | 評判や口コミ |
ランサーズ | 評判や口コミ |
ココナラ ![]() |
評判や口コミ |
スキルクラウド | 評判や口コミ |
Bizseek![]() |
評判や口コミ |
ママワークス | 評判や口コミ |
在宅ワークス | 評判や口コミ |
エージェントを利用する
カメラマンとして営業が苦手という方は、エージェントを利用しましょう。
最近では、カメラマンを様々な現場に派遣するサービスを提供している企業もあります。
エージェントは、スキルに応じて案件を紹介して貰うため、自分のスキルに最適なエージェントを選ぶようにしましょう。
おすすめのエージェントは下記の通りです。
名称 | 評判 | 詳細 |
---|---|---|
midworks![]() |
評判や口コミ | エンジニアが選ぶNo.1エージェント |
ギークスジョブ![]() |
評判や口コミ | 充実した福利厚生とサポート |
PE-BANK![]() |
評判と口コミ | 全国に拠点が充実 |
フリーランスカメラマンの年収の上げ方
フリーランスカメラマンとして長期的に仕事をしていくためには、年収を高くする必要があります。
得意分野を作る
フリーランスカメラマンになるのであれば、得意分野を作るようにしましょう。
ニッチな業界でも、雑誌やweb媒体を持っている業界であれば、参入できるチャンスがあります。
カメラマンの中には、スポーツ競技に特化したカメラマンもいれば、宣材写真を得意とするカメラマンもいるので、自分に何ができるのかしっかり考えることが重要です。
各媒体の人脈を作る
案件を多く抱えていれば、収入を安定させることが可能です。
雑誌、webメディアと複数の人脈を構築していると仕事を紹介して貰える可能性があるので、各媒体と人脈を構築するようにしましょう。
人脈の作り方は、仕事を1つずつ丁寧にこなしていくことが近道です。
価格以上の質の高い仕事をすると、クライアントから再度依頼したいと問い合わせもあります。
仕事を獲得するため、定期的にコンタクトを取り各業界の動向や、営業見込みがあるかどうかを判断するようにしましょう。
SNSで作品を発信する
無名のカメラマンは実績が無いため、スキルがどの程度のものか分からないという理由から仕事を依頼されないこともあります。
SNSで自分の投稿した写真が拡散されれば、仕事に繋がる可能性もあるので、スキルアピールをするために、定期的にSNSで情報発信をしましょう。
SNSで反応が良い構図を提案する写真、何気ない風景をプロカメラマンが撮影するとどうなるかなど、個性豊かな情報を発信することが大切です。
投稿を継続的に行いフォロワーが多くなれば、フリーランスカメラマンだけでなく、インフルエンサーとして注目を集める可能性があります。
SNSはプロカメラマンの営業ツールとして活用できるため、積極的に写真を投稿しましょう。
まとめ
フリーランスカメラマンの収入や仕事内容に関する記事は以上です。
フリーランスは不安定というイメージもありますが、ノウハウをしっかり把握しておけば堅実にフリーランスとして活動が可能です。
その他フリーランスの仕事について知りたい方は、下記の記事も参考下さい。
