- ロングテールキーワードってたまに聞くけど何?
- ロングテールキーワードってブログに大切なの?
- ロングテールキーワードについて詳しく知りたい
こんな疑問に答えます。
ブログ記事を書いていて、「ロングテールキーワード」「ロングテールSEO」という言葉を1度は聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?
結論から言うと、ロングテールキーワードはブログのアクセスを伸ばしていく為に、必ず理解しておかなければならない言葉です。
本記事では「ロングテールキーワードの意味や、ロングテールSEOを使ったブログの戦略手法」について解説していきます。
この記事を読むことで、あなたのブログの戦略が可視化されて、次の行動を具体的なものにすることができますよ。
Contents
ロングテールキーワード(ロングテールSEO)の基本情報
まずはロングテールキーワードの基本的なことから説明していきます。
ロングテールキーワード(ロングテールSEO)とは
ロングテールキーワードとは、「〇〇 おすすめ 方法」のように、検索ボリュームが少なめで、一部の人しか検索しないようなキーワードのことです。

スモールキーワードとも呼ばれ、定義はそれぞれですが、大体月間検索ボリュームが100~1000程度のキーワードと覚えておきましょう。
一見検索流入が少なく、重要ではないように感じるロングテールキーワードですが、実はブログのアクセスの約8割はこのロングテールキーワードから生まれています。
僕が運営している他サイトの月10万PVのブログだと、比率的にこんな感じ。
ビッグ・ミドルワード | ロングテールワード |
---|---|
12% | 88% |
このロングテールキーワードを正しく攻略し、検索流入からアクセスを増やしていく手法が「ロングテールSEO」と呼ばれる手法です。
ブログ初心者でも簡単に実践できる方法なので、是非コツを掴んでおきましょう。
ビッグキーワードとは
ちなみに検索ボリュームが大きいキーワードのことを「ビッグキーワード」と呼びます。
具体的な数値で言うと、月に検索される数が5,000を超えるようなキーワードです。多くの検索者の目に触れて、検索流入数が多くなることかビッグとついています。
一般的にこのビッグキーワードで記事上位を取れればブログの流入数を一気に増やすことができますが、そう簡単にいく話ではありません。
後にロングテールとビッグキーワードの関係についても触れていきますね。
ミドルキーワードとは
また検索ボリュームが中くらいのキーワードのことを「ミドルキーワード」と呼びます。
こちらも定義は人それぞれで、大体月間検索ボリュームが1000~5000未満のキーワードです。ビッグキーワードよりも上位表示しやすく、狙い目のキーワードだと言えます。
こちらも同様後で関連づけて説明していきます。
ロングテールキーワードが重要な5つの理由【メリット】
ロングテールキーワード、その他主要語句の基礎的な部分は終了しました。
次に「ロングテールキーワードが重要だと言われる5つの理由・メリット」を解説していきます。
競合が低いので記事が上位化しやすい
1点目は「競合が低いので記事が上位化しやすい」という点です。
ロングテールキーワードは競合が低い(書いている人が少ない)ので、ビッグワードやミドルワードと比較して記事を上位化しやすい傾向にあります。
記事を上位化できないことには収益化に結びつけることができないので、これはメリットだと言えるでしょう。
ユーザーの検索に沿った記事を書きやすい
2点目は「ユーザーの検索に沿った記事を書きやすい」という点です。
ロングテールキーワードは「ブログ 収益化 方法」などのようにターゲット層が明確化されているので、ユーザーの悩みに沿った記事を書くことができます。
これが逆に「ブログ 収益化」のようなミドルワードだと、内容がぼやけてしまって読者に刺さる記事を書くことが困難です。
よりターゲット層との距離を縮めて記事が書ける点は、メリットだと言えるでしょう。
CV(コンバージョン)に繋がる可能性が高い
3点目は「CV(コンバージョン)に繋がる可能性が高い」という点です。
1つ前で説明した通りロングテールキーワードは「ユーザーに沿った記事を書きやすい」ので、読者が記事を読んで行動に移す可能性が高く、CVしやすくできます。
例えば僕の記事内で月間検索数が200と非常に低い記事がありますが、CV率が非常に高く、月に3万円程度安定して収益を出すことに成功しています。
CVが高いと流入が少なくても安定して収益を出すことができるので、これはメリットだと言えるでしょう。
Googleのアップデートで落ちづらい
4点目は「Googleのアップデートで落ちづらい」という点です。
ロングテールキーワードは競合が低い領域のキーワードなので、ビッグワードやミドルワードと比較するとGoogleのアップデートで落ちづらい傾向にあります。
完全に落ちない訳ではないですが、サイト全体の安定感が増すのでメリットだと言えるでしょう。
ビッグキーワードで上位表示しやすい
5点目は「ビッグキーワードで上位表示しやすい」という点です。
後に詳しく説明しますが、ロングテールキーワードで集めたユーザー層をさらにミドルワードの記事に内部リンクで繋げていくことで、ビッグワードを表示しやすくすることができます。
コツコツ積み上げることで将来的にビッグキーワードでも上位表示できる可能性が見えてくる、正に最大のメリットと言えるでしょう。
ロングテールキーワードの3つのデメリット
ロングテールキーワードのメリットについて触れたので、次に「ロングテールキーワードのデメリット」についても触れていきます。
検索ボリュームが少ない
1点目は「検索ボリュームが少ない」という点です。
ロングテールキーワードは検索ボリュームが少ないワードなので、PV数を大きく稼ぐことができないことを覚えておきましょう。
記事を書いて上位表示されても「全然流入数少ないし収益発生しない…」と感じる時も勿論あります。
ハマると強いですが、やはり流入として少ない点はデメリットだと言えるでしょう。
キーワードが重複する可能性がある
2点目は「キーワードが重複する可能性がある」という点です。
ロングテールキーワードは「〇〇 おすすめ 方法」「〇〇 おすすめ 手段」のように、似たようなターゲット層になって記事の内容が被ってしまう場合があります。
読者層をしっかり想定して記事を書かないと、似たような重複記事が生まれてしまう可能性があるので気を付けましょう。
キーワードが異なっていても、記事のターゲット層が同じである場合は、抱き合わせて書いていく方が無難です。
キーワードのリサーチが必要
3点目は「キーワードのリサーチが必要」という点です。
1つ上で説明した重複の可能性も考慮して、ロングテールSEOで記事を伸ばしていく時は徹底したキーワードのリサーチが必要になります。
僕個人としては徹底的にリサーチすることは普通だと感じておりますが、漠然と記事を書いていた人にとっては時間がかかってデメリットに感じるかもしれません。
ロングテールSEOを使った記事の設計方法
ロングテールキーワードのメリットとデメリットを説明したところで、次にロングテールSEOを使った記事の設計方法について触れていきます。

結論から言うと上記の図解したようなサイト構造が理想です。「ロングテール→ミドル→ビッグのように記事を作成」し、内部リンクで貼り付けていきます。
- ロングテールから流入が入り、Googleのクローラーが巡回してくる
- 内部リンクを通じてカテゴリーページにSEO効果をもたらす
- カテゴリー記事にもたらした効果が、トップページに影響してくる
こんな感じで、徐々にミドルキーワードとビッグキーワードを上位表示することが可能です。
ちなみにワードプレスの有料テーマを利用すると、内部最適化が行われているのでSEO的にも強くなり、検索流入に強くなると言われています。

次の章で、ロングテールSEOの戦略をより詳しく解説していきます。
【ブログ初心者必見】ロングテールSEOをブログで実践する3STEP
ロングテールSEOの記事設計について説明したところで、いよいよロングテールSEOをブログで実践する為の手法解説していきます。
全部で3つありますので、1つ1つ確認していきましょう。
STEP.1:ビッグキーワードを決める

まずは「ビッグキーワード」を決めていきます。
例えば「ブログ」「転職」「脱毛」とかですね。このビッグキーワードを将来狙っていけるように計画を立てていきます。
トップページは最もSEOに強いのでサイトのタイトルで狙っても良いですが、基本的に法人のサイトしか上位にいかない傾向が強いので、記事を作成するやり方が無難です。
STEP.2:カテゴリーに設定するミドルキーワードを決める
次に「ミドルキーワード」を決めていきます。
そしてビッグキーワードやミドルキーワードなどの将来的に上位表示させたい記事は、サイト直下のカテゴリーページに投下していきましょう。
もしある程度ブログの記事を投下していてこのサイト構造が上手くいっていない場合は、改善することで大きくSEOで強くなることができますよ。
STEP.3:カテゴリー内にロングテールキーワードを投下していく
カテゴリに設定するミドルワードを決めたら、最後にロングテールキーワードの記事を投入していきます。

上記は例ですが、ブログだけでもこのくらいあります。これらの記事を1つ1つ書いていって、1つずつ内部リンクをしっかり繋いでいくようにしましょう。
実際にキーワードを管理するのは非常に大変なので、エクセル資料などで纏めておくと良いですね。
ロングテールキーワードの調べ方

ロングテールキーワードの戦略手法について述べたので、次にロングテールキーワードの調べ方についても深掘りしていきます。
キーワードプランナーで抽出
まずはキーワードプランナーというツールでキーワードを抽出していきましょう。
キーワードプランナーとは、指定のキーワードに対して、関連するキーワード群を全て洗い出してくれる最強の無料ツールです。
例えば上記のように、「ブログ」と検索をかけることで様々な関連キーワードを洗い出すことができます。
少しこれだとボリュームがデカいですが「ブログ 始め方」というキーワードを例に、ロングテールキーワードを洗い出していきますね。
関連キーワード取得ツールでさらに抽出
次に関連キーワード取得ツールを使って、さらに厳選してキーワードを洗い出していきましょう。

上記の画像のように、左上に検索したいキーワードを入れることで、青枠に囲まれた部分に全キーワードをリスト化して洗い出してくれます。
「ブログ 始め方 無料」「ブログ 始め方 本」「ブログ 始め方 ワードプレス」とかですね。
こんな感じで簡単に洗い出すことができるので、是非実践してみましょう!
ロングテールSEO戦略の3つの注意点
ロングテールキーワードを使った攻略法について話してきましたが、最後にロングテールSEOの注意点について説明します。
全部で3つあるので、全てここは確認しておいて下さい。
1記事1キーワードにすること
まず「1記事1キーワード」というルールは守るようにしましょう。
「ブログ 始め方 ワードプレス」「ブログ 始め方 本」とかを合わせて書いても、想定する読者の層が違ってくるので、あまり良い書き方とは言えません。
前者のキーワードは「ブログのワードプレスでの始め方が知りたい」のに対して、後者は「ブログを始める時に参考になる本」を知りたいと感じているからです。
しかし先ほども軽く言ったように「想定読者が同じ場合」は、抱き合わせて記事に纏めても良いでしょう。
全ての記事において質の良い記事を作ること
次に全ての記事において質の高い記事を作るように気を付けましょう。
理由としては、質の高い記事を書いて上位に表示させないと、結果としてロングテールSEOの戦略の意味を成さないからです。
ロングテールで流入の少ない記事といえども、本気で取り組んでいくようにしましょう。
内部リンクをしっかり繋いでいくこと
最後に、書いた記事は内部リンクでしっかり繋いでいきましょう。
内部リンクでロングテール→ミドルワードと繋げていかないと、Googleの検索エンジンに認知してもらえない可能性があるのでサイト構造を設計した意味がありません。
実はこの内部リンクを繋げていくことが非常に大切なので、面倒臭がらず入れ込んで下さいね。
ロングテールキーワードのまとめ
ロングテールキーワードの基本的な情報からロングテールSEOの記事設計方法、戦略に関する記事は以上になります。
基本的にこのブログでは「働き方に関する選択肢を多く与えたい!」という想いから、仕事、副業のノウハウ、稼ぐ方法について発信しています。
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