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フリーランス向けの健康診断を解説!おすすめの診断や福利厚生も

リバ邸オーナー
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フリーランスで仕事をしていると、ついつい体調について気が回らないことも多いです。中には何年も健康診断を受けていない人もいますよね。

しかし仕事を代わってくれる人がいないからこそ、フリーランスは健康に気を付けつつ、定期的に健康診断も受けるべきです。

病気やけがなどで仕事できなくなった場合、収入の減少や信用の低下も招いてしまいます。いつも質の高い仕事ができるように健康には気を配るべきです。

今回はフリーランスでも受けられる健康診断を紹介します。なお今回の記事は以下の人におすすめです。

  • 健康診断を忘れがちなフリーランス
  • 健康面で不安を抱えているフリーランス
  • 常に健康を心掛けたいフリーランス・フリーランスになる予定の人

フリーランスが健康診断を受けるべき理由

フリーランスとして忙しい日々を過ごしていると、つい忘れがちなものに健康診断があります。確かに企業に所属していない分、健康診断について意識しにくいですよね。

しかし立場に関係なく、仕事をする人間にとって健康な体は資本です。特にフリーランスが健康診断を受けるべき理由に以下の4つがあります。

数少ない健康管理を行う機会だから

最初の理由が、数少ない健康管理を行う機会であるためです。フリーで活躍する場合、会社などに所属しない代わりに健康管理を考える機会がほとんどありません。

会社に所属していれば年に1度健康診断があるため、比較的体の状態を把握できます。しかしフリーランスの場合は、彼ら向けとわかる健康診断が存在しません。

「フリーランス向け」と銘打った診断がない分、健康管理の意識がしにくいです。せいぜい日々の食事や生活習慣を気を付けようと考えるくらいでしょう。

以上のように日頃あまり健康管理の機会に恵まれないからこそ、フリーランスは健康診断を受けるべきと言えます。

質の高い仕事に体調は欠かせないため

またフリーランスも他の働き方と同じように、質の高い仕事に集中するには体調が健全であることが欠かせません。仕事の生産性と体調は密接な関係にあるためです。

体調が万全で調子も良ければ、質の高い記事やデザインなどを作れます。しかし体調が良くない場合は脳の働きも悪くなるため、仕事の効率にも悪く響きがちです。

体と脳が深い関係にある以上、日々の体調管理が仕事の質にも大きく影響します。結果的に体調によって成果物の完成度も左右されるでしょう。

「体調管理も仕事のうち」はフリーランスにも言えることです。

収入や信用を維持するため

さらに収入や信用を維持するという理由もあります。フリーランスは自分の代わりがいない働き方であるためです。

仮に体調が悪化した場合、会社であれば別の同僚に代理で仕事を進めるように頼んで休めます。

しかしフリーランスの場合は自分の代わりがいない分、体調の悪化で仕事がストップしかねません。そして作業が中断した分、収入も減るでしょう。

加えて体調の悪化でスケジュールが狂うことがあります。もし納期に間に合わなかった場合、クライアントの信用も失いかねません。

フリーランスにとって体調の管理は、自分の収入や信用を守る意味でも非常に大切です。

フリーランスは病気やけがでの手当金がない

最後にフリーランスは病気やけがに遭った際の手当金がありません。会社勤めであれば有給休暇や傷病手当金があるため、病気などになっても安心です。

しかしフリーランスの場合は手当金自体がないため、作業のストップで減った収入の補填や通院費用は貯金などで賄うしかありません。

日頃から健康を心掛けることは、病気やけがによる余計な出費や損失を防ぐ上で有効な手段です。

フリーランスが受けられる費用の安い健康診断

質の高い仕事をこなしつつ収入や信頼を守るためにも、フリーランスは健康診断を疎かにするべきではありません。

しかしせっかく受診するのであれば、費用はできるだけ安く済ませたいですよね。実はフリーランスが安く受けられる健康診断には、以下のようなものがあります。

自治体による健康診断

フリーランスでも安く受けられる健康診断で最も一般的なものが、自治体が年に1度行う健康診断です。

国民健康保険加入者が対象で、自治体によって無料か、500円や1,000円など非常に安い費用で受けられます。

対象年齢も自治体により20~39歳のみが受けられるケースもあれば、40~74歳まで含むなど様々です。事前に最寄りの市役所などに確認すると良いでしょう。

なお検診項目は身体測定や尿検査、血液検査などのごく基本的な内容です。ただ検診項目も自治体により異なります。

特定健康検査

特定健康検査は40~74歳の国民健康保険加入者が受診できる検査です。一般的な健康診断と違って、主に生活習慣病の予防を目的にしています。

お腹周りやBMIなどで疑いのある人が検査を受けるため、「メタボ検診」の別名で有名です。なお費用は自治体の健康診断と同じく、無料か1,000円以内になっています。

健康保険協会指定の健康診断

健康保険協会の保険(協会けんぽ)に加入している人向けの健康診断です。会社退職後の2年間任意加入しているフリーランスも受診できます。

受診する場合は、協会が指定する健康診断に参加する形です。なお費用は実際に診断する団体により様々であるため、詳しくは事前に確認すると良いでしょう。

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職業別健康保険組合の診断

健康保険組合には職業別のものもあり、各組合の加入者向けに健康診断が行われています。もし該当する職種の組合があれば問い合わせてみると良いです。

例えばライターデザイナーなどが対象の文芸美術国民健康保険組合(文美国保)では、年に1度基本健診を無料で受けられます

なお同組合では、人間ドック検診やMRI検診なども有料での受診が可能です。

病院やクリニック独自の健康診断

健康診断には各病院やクリニックが独自で行うものもあります。もし今まで見てきた診断がいずれも難しい場合は検討してみるのも良いでしょう。

各医療機関で行われる健康診断は、自分で検診項目を選べるのが利点です。健康面で特に気になる項目を重点的に診てもらいたい場合などにおすすめでしょう。

一方費用については数千円~1万円ほどかかり、全額自己負担で払います。

献血の血液検査

最後に紹介するのが献血時の血液検査です。日本赤十字社が運営する血液センターや献血ルームで無料で受けられます。

献血前に看護師が採取した血液を専用の分析機で検査する内容です。精度は一般的な健康診断の血液検査と同レベルとなっています。

上記で紹介した健康診断で、血液検査が含まれない場合におすすめです。

フリーランスが健康診断を受ける際の注意点

フリーランスでも以上のような安い費用で受けられる健康診断があります。ただし受診の際にいくつか注意すべき点があることも知っておくべきです。

主な注意点として、以下の3点があります。

個人事業主本人の健康診断費用は経費にできない

まず個人事業主本人の健康診断費用は経費にできません。経費は本来、仕事で利益を上げるために必要なお金を指します。

経費の考え方に立つと健康診断の受診は事業の利益に直接つながらないとみなされるため、確定申告などで経費扱いできません。

ただし健康診断がきっかけで病気が見つかって治療した場合は、健康診断費用も経費にできます。

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年代によって受診項目を見直す

次に年代に合わせた受診項目を見直しが大切です。フリーランスが受けられる健康診断は、種類により自分の年齢に対応していない場合もあります。

例えば身体計測などができる自治体の一般的な健康診断も、20代や30代だけを対象にしているケースが多いです。

仮に40歳を過ぎている場合は同じ自治体が行う特定検査のほかにも、病院などで健康診断を受けると良いでしょう。

加えて加齢とともに病気やリスクのけがが高まる点でも、年齢に合わせて検診項目を増やすのもおすすめです。

従業員がいる場合は健康診断の受診義務が発生

事業が順調に成長すると、法人化を考えるフリーランスもいるでしょう。もし法人化して従業員を雇う場合、従業員に健康診断を受けさせる義務が発生する点も注意すべきです。

仮に経費節減を理由に受診させる義務を怠ると、50万円以下の罰金になります。加えて怠った場合は、取引先からも「従業員を大切にできない」として信用されなくなるでしょう。

ビジネスが成長して従業員を雇用できるようになったら、今度は従業員の健康を守ることも大切な課題です。

フリーランスの健康管理を援助する福利厚生サービス

基本的に自分で健康管理をしなければいけない点で辛く感じるフリーランスもいるでしょう。もし健康管理を援助するサービスがあれば使いたいと思いますよね。

実はフリーランスでも利用できる健康管理の福利厚生はいくつかあります。おすすめなのが以下の4つです。

あんしん財団の補助金

まず中小企業や個人事業主が入れるあんしん財団の補助金があります。補助金は1年に1度、健康診断や人間ドックのために出されるのが特徴です。

加入している従業員や事業主1人ずつに補助を行います。補助される金額は健康診断であれば最大2,000円、人間ドックであれば最大6000円です。

なお補助金の申請は、受診日から半年以内で受け付けています。

ベネフィットプランでの人間ドック受診補助

次に紹介するのが、フリーランス協会のベネフィットプランで受けられる人間ドックの補助金です。

プランに組み込まれている「WELLBOX」では、人間ドックやレディースドックの費用が最大4割引きになります。また健康診断についても割引があっておすすめです。

他にも病気などで働けなくなった場合に1年間保険金を受け取れる所得補償制度もあります。

ランサーズのFreelance Basics

クラウドソーシングサービスでも福利厚生サービスを使った健康管理が可能です。ランサーズの福利厚生サービス「Freelance Basics」には健康サポートも含まれています。

具体的には、自宅でもできる血液検査や尿検査のキットでメディカルチェックする内容です。採取した血液や尿を送り、がんなどがないかどうか医療機関で診断してもらえます。

なおWebサービスとも連動しており、診断結果はパソコンやスマホなどでいつでもチェックできる仕組みです。

またランサーズ会員であれば割引価格で利用できるため、会員の場合は検討してみてはどうでしょうか。

クラウドワークスのフリーランスライフサポート

クラウドワークスでも福利厚生サポート「フリーランスライフサポート」で健康管理サポートが受けられます。

ストレスチェックや医師へのオンライン健康相談サービスがあるため、健康面で心配があれば気軽に相談や適切な指導を受けられる仕組みです。

他にもがん患者の発生数に応じて保険料が変動するわりかん保険もあります。患者がいない月は料金が発生しない独特な内容です。

なお費用はクラウドワークス会員向けの割引価格になっています。

まとめ

今回はフリーランスが安く受けられる健康診断を、受診するべき理由などとともにいろいろと見てきました。

フリーランスは会社勤めの場合と異なり定期的に健康を意識する機会が持ちにくいため、健康診断は意識して受けるべきと言えます。

加えて体調が生産性や収入、信用に直結する点も非常に重要です。

フリーランスが受けられる健康診断には、自治体や医療機関が独自に行うものや、各健康保険組合で受けられるものがあります。

加えてフリーランス向けの健康管理できる福利厚生サポートも色々とあるため、一度目を通しておくと良いでしょう。

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