フリーランスになると、案件を獲得するために営業スキルが必要です。
営業に関して知識や経験を持っていない人が独立すると案件獲得に苦労しますが、エージェントを活用するとすんなり獲得することができます。
本記事では、フリーランスエージェントの1つであるフォスターフリーランスのメリットやデメリットについて解説します。
この記事を読むことで、フリーランスとしての営業を効率化し、本業に集中できますよ。
Contents
フォスターフリーランスの基本情報
まずはフォスターフリーランスの基本的な情報を解説します。
フォスターフリーランスとは
フォスターフリーランスは、株式会社フォスターネットが運営するフリーランスエンジニア向けのITエンジニアの専門のエージェントサービスです。
案件の種類が豊富なことや元エンジニアのコーディネーターがいるなど、エンジニアが営業を代行する上で安心できる要素が多いです。
案件が首都圏に案件が首都圏に限られてはいるものの、高単価な案件やクライアントからの直接な案件が多いため、稼ぎたい人にはおすすめのエージェントです。
また、20年の歴史があるエージェントであるため、信頼度も他のエージェントよりも高いです。
フォスターフリーランスの会社情報
フォスターフリーランスの会社情報は下記の通りです。
会社名 | 株式会社フォスターネット |
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設立年月日 | 1996年11月20日 |
所在地 | 東京都新宿区西新宿2丁目7番1号小田急第一生命ビル18階 |
公式HP | https://freelance.fosternet.jp/ |
フォスターフリーランスの良い評判は?4つのメリット
フォスターフリーランスのメリットは以下の4つです。
案件の種類が幅広い
フォスターフリーランスはフリーランス向けのエージェントの中では案件の種類が豊富です。
非公開案件も含めると、5,000件以上の案件があり、自分が受けたい案件が見つかりやすいです。
職種として「フロントエンド」「データペース」「スマートフォンアプリ」、言語や技術としては「Java」「Ruby」「Python」など幅広い技術の案件があります。
エンジニアと言っても扱っている言語や慣れている職種は異なります。
フォスターフリーランスでは、自分に適している言語や職種を選ぶことができるため、案件に対する不満度は低いです。
エンドクライアントからの直接案件が多い
フォスターフリーランスはIT業界への営業力が高く、エンドクライアントからの直接の案件を多く持っています。
エージェントが抱える案件の中には仲介業者を挟んでいるものも多いです。
仲介業者を挟むためマージンがかかってしまい、エンジニアがもらう報酬が少なくなってしまいます。
フォスターフリーランスの案件は、半数以上が仲介業者を挟んでいないエンドクライアントからの案件であるため、マージンがかからずお金が高いです。
高単価な案件を求めているエンジニアの方にはおすすめです。
20年の実績があるエージェント
フォスターフリーランスは前身であるスキルサーフィンから数えると、約20年の歴史があります。
フリーランス向けエージェントの中でも歴史があるエージェントであり、技術の進歩に対応してきた実績もあります。
他のエージェントを見ても20年の歴史を持っているエージェントは少ないため、信頼感は高いと言えるでしょう。
コーディネーターのサポートが厚い
フォスターフリーランスには、経験豊富な元エンジニアのコーディネーターが在籍しています。
エンジニアの気持ちや意見が理解できるため、エンジニアに寄り添ったサポートや提案をしてくれます。
直接コーディネーターとやり取りをしながら案件を決めることができるため、こちらの特徴や意見を汲み取ってくれて、正確なマッチングが可能です。
また、担当が決まっているわけではないので、複数のスタッフから意見を聞けるのもありがたいです。
フォスターフリーランスの悪い評判は?4つのデメリット
一方で、フォスターフリーランスにはデメリットも存在します。フォスターフリーランスのデメリットは以下の4つです。
実務経験が少ないエンジニアには案件を紹介できない
フォスターフリーランスは高単価の案件が多く、魅力的なエージェントです。一方で、高単価な案件をこなすほどのスキルと経験が必要です。
そのため、未経験のエンジニアや実務経験がないエンジニアは登録ができても仕事を紹介してもらえません。
実務経験がないエンジニアの方はまず経験0からでも始められるエージェントを利用するか、プログラミングスクールでスキルを身につけてから登録することをおすすめします。
正社員としての転職には向かない
フォースターフリーランスの案件は労働時間や職場環境などを考えると、正社員と変わらない部分が多いです。
しかし、就職が確約されている訳ではなく、案件が終わるたぴに別の案件と契約することになります。
案件が1回1回途切れてしまうため、次の案件を探さなければいけません。連続で案件との契約を結ぶことは精神的にも負担がかかります。
これから、正社員を目指すフリーエンジニアにはあまり適していないエージェントです。
在宅やリモートワークができる案件が少ない
フォスターフリーランスが出している案件は基本的に常駐案件が多いです。そのため、在宅やリモートワークで仕事を進めていくことは難しいです。
フリーランスのメリットとして、自由な場所で自由な時間に仕事ができることがありますが、常駐案件の場合は出社しなければいけないため、自由に働くことはできません。
また新型コロナウイルスの影響を受けて、在宅での仕事を希望する人も多いです。そんな中で出社をしなければならないとなると精神的な負担が大きいです。
在宅やリモートワークなど自由なワークスタイルに憧れている人は、別のエージェントを利用することをおすすめします。
求人が首都圏に限られている
フォスターフリーランスが掲載している案件は首都圏や関東地方の常駐案件がほとんどです。
地方展開の予定なども発表されていないため、今後地方でフォスターフリーランスの案件を受注できるかはわかりません。
関西圏や地方在住のフリーランスは、フォスターフリーランスの案件を受けることができないため、別のエージェントで案件を受ける必要があります。
フォスターフリーランスに向いている人は
フォスターフリーランスは高単価であることやサポート体制が充実していることが大きなメリットです。
他のエージェントと比較しても案件の数や種類が多いため、自分が得意な言語やスキル、職種に応じて案件をもらうことができます。
一方で、案件をもらえるエリアが首都圏と限られているため、フォスターフリーランスを活用できる人は限られてしまいます。
そのため、首都圏内でエンジニアとして安定的に高単価な収入を得たい人におすすめするエージェントです。
フォスターフリーランスの評判や口コミ情報
ここからはフォスターフリーランスの評判や口コミを紹介します。
フォスターフリーランスの良い評判
フォスターフリーランスさんの登録面談はとても和やかな空気で1時間程度でした。
1996年に創業され、これまで15000名のエンジニアへの提案実績があるそうで、老舗のエージェントさんだなと言う感じがしまきた。
フォスター系のサービスにはFoster Professional・Foster Careerなど、フリーランスの業務委託以外の契約形態でもサポートを頂けるようで、そこはフォスターフリーランスさんの魅力だなと思いました。
非公開案件の割合が高いらしく、最高報酬も230万円と相当高いので、フリーランスになりはじめの方はまず登録してみるといいのかなと思いました。
(参考:「フリーランススタート」)
これまで業務系の会社に10年以上勤めていましたが、コンシューマー向けのサービスに携わりたいと言う希望をお出しさせて頂いた所、業務系経験者でも活躍している案件を中心にご提案がもらえました。フォスターフリーランスさんの紹介で無事希望のコンシューマー案件に参画することが出来てとても満足しています。
(参考:「フリーランススタート」)
基本的に都内の週5常駐案件を取り扱っています。単価は他フリーランスエージェントに比べてやや高めですが、支払いまでの期間が少し長いので、それでも問題がなければ良いと思います。
個人的には技術的な話をできる方も多く、単価も高いので満足しています。
【良い点】
単価が高い案件が多い
技術に明るい担当さんがいる
【悪い点】
支払いの入金までの期間が長い
週3などの案件もあれば嬉しい
(参考:「フリーランススタート」)
フォスターフリーランスの悪い評判
サーバーサイドとフロントエンドの両方のスキルがあるのでフルスタックタイプのお仕事を依頼したところ、4-5つのスタートアップ系のお仕事をご紹介頂きました。
ご紹介頂いた案件は最終的に報酬面で折り合いがつきませんでしたが、技術要件や社内の体制などは私が求めていたものでした。
(参考:「フリーランススタート」)
まとめ
今回はフォスターフリーランスのメリットやデメリット、口コミ情報を解説しました。
フォスターフリーランスのメリットは以下の通りです。
一方でフォスターフリーランスにはデメリットも存在します。デメリットは以下の通りです。
フォスターフリーランスは高単価でサポート体制が整っているエージェントです。利用できるエリアは限られているもののエンジニアとして本気で稼ぎたい人は利用することをおすすめします。
首都圏内でエンジニアとして高単価な案件をこなして、稼ぎたい人はフォスターフリーランスを活用して、エンジニアとしての理想のワークスタイルを実現しましょう。