フリーランスのデザイナーの経験が浅いけど、仕事を獲得することができるのだろうか?安定的に稼ぐにはどうしたら良いのか?そんな疑問に答えます。
本記事では、フリーランスデザイナーの気になる年収や仕事の見つけ方を紹介します。
この記事を読むことで、現時点での実績が無くても、これからフリーランスデザイナーとしてい活動できることを知ることができますよ。
Contents
フリーランスのデザイナーの基本情報
フリーランスで活動するデザイナーとは、どのような職種で、どのような仕事をしているのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
フリーランスのデザイナーとは
フリーランスデザイナーとは、デザインを仕事にしていて、会社や団体に所属せずに、企業と案件ごとに契約を結んで仕事をしている人のことです。
製品のパッケージ、ポスターのレイアウト、イラストなど様々なデザインを手掛ける仕事です。
種類や仕事内容
デザイナーと呼ばれている人の仕事は、様々な種類があります。
例えば、以下のような仕事があります。
- Webデザイナー
- グラフィックデザイナー
- ファッションデザイナー
- テキストスタイルデザイナー
- ゲームデザイナー
- フラワーデザイナー
- DTPデザイナー
デザイナーと言っても仕事内容は様々なため、ここでは代表的なデザイナーの仕事内容を2つを紹介します。
Webデザイナー
Webデザイナーは、Webサイトのデザインを手掛ける人のことです。
Webデザイナーはサイトのデザインだけではく、企画設計からシステム構築まで様々な仕事があります。
必要なスキルは「HTML」や「CSS」などの、ウェブサイトを作成するための専門知識が求められます。

グラフィックデザイナー
グラフィックデザイナーは、雑誌や新聞の広告・商品のパッケージのデザインなどの印刷物をデザインする人のことです。
ファッションデザイナーのようなセンスを売りにする仕事というよりは、クライアントの要望に合った案を提案する仕事です。
主に、広告代理店や企業の広告宣伝部などがグラフィックデザイナーの活躍する場となります。

フリーランスデザイナーの平均年収
平成29年に厚生労働省が発表したデータでは、デザイナーの平均年収は439万円というデータがあります。
全職種の平均年収は454万円だったので、デザイナーの平均年収は他の職業より少し低いということになります。
(参考:「厚生労働省 賃金構造基本統計調査」)
では、フリーランスになるとデザイナーの平均年収はどのようになるでしょうか?代表2つを紹介します。
フリーランスWebデザイナーの平均年収
平均年収.jpによるとフリーランスのWebデザイナーの平均年収は450万円~というデータがあります。
この結果から、デザイナーの平均年収よりは多い年収ですが、全職種の平均年収より少ないことがわかります。
Webデザイナーといっても、仕事内容を細かく分類すると幅広いので、自分の請け負う仕事次第で収入が変わります。
経験年数やスキルレベルによって、年収1000万円以上の上級者もいます。
フリーランスグラフィックデザイナーの平均年収
平均年収.jpによると、フリーランスのグラフィックデザイナーの平均年収は400万円~というデータがあります。
この結果から、全職種の平均年収、デザイナーの平均年収よりも少ないことがわかります。
ただし、経験年数やスキルレベルで差が出るので、活躍次第ではもっと収入が高いと予想できます。
フリーランスのデザイナーになる方法
デザイナーがフリーランスになる方法は様々な方法があります。
企業に勤めてから独立する
特に未経験の場合は、会社に勤めてスキルを身に付けてから独立する方法が一般的です。
会社員になることで、お金を貰いながら知識やスキルを身に着けることができるため、安定した生活を送りながら勉強することができます。
さらにデザインだけではなく、自分の専門外の分野や、営業も学ぶことも可能です。
会社に勤めるため、自分の嫌な仕事や、やりたくないこともありますが、フリーランスに転向するまでの辛抱と思い、会社でしかできない経験を多くすることが大切です。
また、会社で人脈を広げておくと独立した後も交流できることがあります。
クラウドソーシングで実績を上げる
自分の実績が無い場合は、クラウドソーシングサービスを利用して実績を作りましょう。
実績が無い人でも応募することができるため、これからフリーランスのデザイナーとして頑張っていこうと考えている人でもチャレンジできます。
例えば、「クラウドワークス」や「ランサーズ」などのクラウドソーシングサービスでは、登録者が多いため案件の数も多く自分の職種の案件も見つかる可能性があがります。
最初は単価の低い案件など、自分の技量に合ったものに応募し、少しずつスキルを上げ、実績を作りましょう。
単価の低い案件でも、クライアントに気に入ってもらえると次の仕事の依頼が来たり、単価アップにも繋がります。

SNSなどで知名度を上げて仕事を獲得する
グラフィックデザイナーのようなデザイナーになりたいと思っている場合、SNSで知名度が上ると、そこから仕事が舞い込んでくることがあります。
自分が書いたデザインやイラストを、SNSに投稿しているとファンがつき、そこから仕事を、依頼されることがあります。
SNSは、誰でも簡単に利用できますし、知らない人と気軽にコミュニケーションを取ることができるので、ささいなことをきっかけに仕事の話に繋がることもあります。
例えば、自分のイラストを商品にしたい場合、インスタグラムをポートフォリオのように利用することで、どんな作品を作っているかを表現できます。
一目見たときの世界観が統一されていると、印象が良くなります。
SNSは、知名度が上るほどファンが増えますし、SNSをきっかけに有名デザイナーになることもあるので、フリーランスのデザイナーとして活動を考えているなら今すぐに始めしましょう。
フリーランスデザイナーの仕事の見つけ方
フリーランスのデザイナーは自分で仕事を取りにいかないといけません。
仕事の見つけ方はひとつではく、様々な方法があります。いろいろな方法を試して仕事を獲得しましょう。
人脈を生かす
フリーランスは実力勝負な世界ですが、職種に関係なく人脈を広げておくと、自分の仕事に繋がるきっかけになります。
例えば交流会などに参加して、お互いの情報を交換しておきましょう。
人脈を生かし手を組むことで、大きな仕事をすることができたり、相手が人手不足などで忙しく、人手が必要な時に声をかけてもらえることもあります。
どんな形であれ、頂いた仕事をしっかりこなすと評価が上がり、より強い信頼に繋がります。
また、信頼感が上がればリピートしてもらえる可能性が上がり、さらに仕事仲間を紹介してもらえる可能性もあります。
人脈から人脈作り、仕事に繋がっていくので、一人ひとりの信頼関係を大切にしましょう。
横の繋がりから得られる仕事の信頼は大きいです。期待に応えられる仕事を、常に心がけましょう。
自分で営業をする
フリーランスとして仕事をして行く上では営業力も重要です。相手が仕事をお願いしたくなるよう、自分で自分をプロデュースしましょう。
フリーランスは誰かが仕事を紹介してくれるわけでは無いので、自分で仕事を取ってこないと仕事がありませんし、逆に営業ができれば簡単な仕事でも紹介してくれる可能性があります。
例えば、企業に直接電話をかけたり、企業のHPのお問合せからメッセージを送ったりする方法があります。最初は相手にされないかもしれないですが、何かきっかけがあれば声を掛けられることがあります。
すぐに成果に繋がらないので苦しいと思いますが、積極的に行動することが大事です。
知り合った人と関係が作られていくうちに自分の仕事を魅力的に見せられるようあれば、そこから仕事に繋がることもあります。
クラウドソーシングを利用する
特に営業することが苦手な人は、クラウドソーシングサービスを利用しましょう。
クラウドソーシングの案件に応募して採用されると、営業することなく自分のスキルに合った仕事を見つけられることができます。
初めのうちは、実績が無いため単価が低い案件からになりますが、継続して仕事をしていくうちに信頼関係ができると、単価アップになる傾向があります。
一つひとつ丁寧な仕事をして、少しずつスキルアップしていきましょう。
さらに、クライアントの満足のいく成果物だった場合、リピートしてくれることもあるので結果的に長期的な仕事の獲得に繋がるでしょう。
デザイナーの案件を継続的に仕事を受けるコツ
フリーランスのデザイナーとして活動していく上で、継続的に仕事を獲得するには重要なコツがあります。
納期を守る
当たり前のことですが、納期には絶対に遅れないようにしましょう。
提出期限に間に合わなければ、信頼が無くなります。誰だって約束を守れない人とは仕事をしたくありません。納期が守れなかったら、次に仕事は来ないと思いましょう。
どうしても納期に間に合わない場合には、クライアントに事前に連絡をして謝罪の言葉と「間に合わないこと・いつまでだったら納品できるか」を詳しく説明しましょう。
ポートフォリオサイトやSNSを充実させる
ポートフォリオやSNSが充実していることで、自分が営業をしなくても自分の実績や性格を知ってもらうことができるため、仕事に繋がります。
ポートフォリオは自分の作品集。商売道具になるので、それほど凝ったものではなくて良いので、見た人に伝わりやすいものを用意しておきましょう。
ポートフォリオサイトには、以下の情報を載せましょう。
- 自分の作品
- 可能であれば作品のURL
- 制作期間や目安の金額
- 使用したもの(ソフト)や技術
- 作品のコンセプトや込められた思い
さらに、ポートフォリオと合わせてSNSも使用すると、宣伝効果が上がります。
ポートフォリオサイトを作っただけだとアクセス数が上がりにくいですが、そこにSNSを掛け合わせると、身近な存在になることができ、継続的な仕事の依頼に繋がります。
ちなみにSNSの内容は、自分の仕事に関係のある内容だと世界観が統一され、読者にとって相談しやすい相手となるでしょう。

コミュニティに加入する
フリーランス向けのコミュニティーに参加することで、案件を紹介しあったり、シェアすることがあるので、継続的に仕事を獲得できる機会が増えます。
また、一般的に出回っていないクローズ案件もコミュニティに参加することで、紹介してもらえることがあります。
どこかのコミュニティに所属していると、仕事に繋がる機会がある上に、フリーランスならでわの相談ができたり、情報交換ができるため、モチベーションアップにもなるでしょう。
https://medianetjapan.com/community/
まとめ
フリーランスデザイナーに関する記事は以上です。
このように本メディアではフリーランスに関する情報について発信しており、その他の仕事については下記に纏めています。
