ニートやフリーター

30代ニートは社会復帰できる?ニートを続けた場合の将来についても解説

ニートとは、15〜34歳の人で学校にも通わず、仕事もせず、就職活動もしていない人のことを指します。そのため、30代でニートをしている人も少なくありません。この記事では、30代の今もニートをしている人が、なぜニートになってしまったのか、これから先もニートを続けているとどうなるのか、ニートを脱出するためにはどうすればいいのか、といった点について解説しています。今まさにニートを抜け出したいと考えている30代の方、周囲にそういった人がいる方はぜひ参考にしてみて下さい。

なぜ30代ニートになってしまったのか

そもそも、なぜ30代でニートをすることになってしまったのでしょうか。ニートになる原因は様々ですが、ここでは、主な原因として考えられるものについて解説します。

人間関係に疲れた

ニートになってしまう理由の1つとして考えられるのが、人間関係に疲れてしまったというものです。社会に出て働くとなると、気の合わない人とも一緒に仕事をしなければいけません。最初は我慢して仕事をしていたとしても、それに耐えきれなくなり仕事を辞めニートになってしまった人もいるでしょう。また社内で孤立してしまい誰にも助けを求めることができず退職しニートになった人もいるかもしれません。

仕事に疲れた

業務量が多く残業も頻繁にある会社に勤めていると、仕事に忙殺され、心身ともに擦り減ってしまいます。プライベートの時間はほとんどなく、休みの日は寝ているだけという人少なくないでしょう。このように仕事が忙しすぎるために、仕事に疲れてしまい、退職しニートになる人もいるでしょう。

親がお金持ち

ニートになると仕事をしないため、収入がありません。通常であれば、無収入だと生きていけませんが、親がお金持ちで金銭的な支援をしてくれるために30代でもニートで居られる人もいます。また幼い頃から親が過保護で様々なサポートをしてくれた、といった場合で、大人になっても親がサポートをしてくれるためにニートをしているケースもあるでしょう。

夢を追いかけている

歌手になりたい、小説家や漫画家になりたい、など自身の夢を追いかけているために仕事をせずニートを続けている人もいるでしょう。若い頃から夢を追うための活動を行なっており、それが30代になっても続いているパターンです。多くの人は、夢が叶いそうにない、となった段階で企業に就職しますが、夢を諦めきれずに30代になっても夢を追いかけているのです。勿論これから成功する可能性もありますが、このままニートを続けていくと様々なリスクを背負うことにもなります。

30代もずっとニートを続けるのはリスキー

30代以降もずっとニートを続けていくと、将来様々なリスクを背負うことになります。ここでは、なぜニートを続けるのがリスキーなのか解説します。

社会復帰できなくなる恐れ

ニート期間が長くなると、仕事をしない生活に慣れてしまうため、社会復帰をするのがどんどん難しくなります。いざ仕事をしようと思っても、仕事のために規則正しい生活をして、他の人との関係を築きながら、仕事をする生活を想像して怖くなってしまう人もいるでしょう。また企業にとっても30代ニートを採用し時間とお金をかけて教育するのはあまりメリットがありません。そのため、採用してもらえない可能性も十分にあります。

社会的な信用が得られない

一般的にニートは社会的な信用が低いと言えます。今現在ニートである人は友人や知人にニートだと知られたくない、と思っている人もいるのではないでしょうか。このように考えるのも、ニートが社会的に信用されていないこと、恥ずかしいことである、と認識しているためだと考えられます。また信用という点においては、ニートだとクレジットカードやローンの審査にも通過しにくくなってしまいます。

将来露頭に迷う恐れ

現在ニートをしている人の中には、親の援助を受けて生活している人もいるでしょう。今はまだ両親ともに元気で、仕事をしていて収入がある状態かもしれません。しかし両親が退職し年金生活をし始めると収入が減ってしまう恐れがあります。また両親が亡くなるとニートの自分を支援してくれる人がいなくなるかもしれません。そうなると、生活することが難しくなり、路頭に迷ったり、生活保護を受給したりすることになると予想できます。将来路頭に迷うような生活をしないためにも、ニートを早い段階で脱出する必要があるでしょう。

30代ニートは十分脱出可能

企業にとって、30代ニートは中々採用しにくいと言えます。一般的に企業はこの年代で入社してくる人には即戦力として活躍して貰うことを期待しているためです。職歴がない、もしくは空白期間がある、十分なスキルを持ち合わせていない、といったニートだと採用してもらえない可能性の方が高いでしょう。
しかしだからと言って諦める必要はありません。企業や業種、職種によっては30代未経験からでも応募できる求人を扱っているケースもあります。人出不足に悩む業種に的を絞って就職活動をするという手もあるでしょう。いずれにしても、30代ニートからの脱出は不可能ではない、ということを覚えておいて下さい。

30代ニートを脱出するためには

ここからは、30代ニートを脱出するためにできることについて解説します。明日からでも始められること、無料でできることもあるのでぜひ試してみて下さい。

人に会う

ニートであることを他人に知られたくない、人に会うのが面倒、といった理由で、ニートになってからあまり人と会っていない、という人は多いのではないでしょうか。確かに、仕事も就職活動も勉強もしないニートであれば、人と関わらなくても日常生活に問題はありません。しかし社会復帰をするとなると人との関わりは必須です。いざ人と会話をしようとした時にうまく声が出ない、何を話せばいいのかわからない、といった事態にならないように、少しずつ人に会い、会話をするようにしましょう。友人や親戚に会う、近所の人やコンビニの店員などに挨拶をするなどでも構わないので、チャレンジしてみて下さい。

運動をする

立ち仕事や現場仕事は勿論ですが、デスクワークなどでも1日8時間働くとなると、体力が必要になります。しかしニートの中には1日中家の中にこもっていて運動をしていない人も少なくないでしょう。そのような人がいきなり8時間働くとなると体力的に厳しいのではないかと思います。そのため、社会復帰に向けて少しずつ運動を始めてみて下さい。近所を散歩する、自転車に乗るなど簡単なことからでもいいので、できることに取り組んでみましょう。

アルバイトを始めてみる

いきなり就職をしてフルタイムで働くのは怖い、と感じている人もいるでしょう。そういった人には、アルバイトを始めることをおすすめします。アルバイトであれば勤務時間・日数の調整ができるほか、仕事内容も正社員に比べると簡単なものが多いためニートでも取り組みやすいのではないかと思います。また正社員登用のあるアルバイトもあるので、アルバイトから正社員を目指すという方法もあります。

職業訓練を受けてみる

職業訓練とは、ハローワークで申し込みができる、公的なサービスです。仕事をする際に役立つスキルや知識を無料で学べるのが特徴です。コースには様々な種類があるので、自分の希望する職種に応じて選ぶこともできます。また担当スタッフに就職相談もできるのも大きな強みです。

30代ニートが仕事を探す際に利用できるサービス

ここでは、30代ニートが仕事探しをする際に使えるサービスについて解説します。

ハローワーク

ハローワークは職業紹介を行ってくれる公的な機関です。先述の職業訓練もハローワークから申し込むことができます。ハローワークの特徴は求職者も求人を出す企業も無料で利用できる点にあります。そのため、非常に膨大な数の求人を扱っているのが特徴です。しかし数が多い分いわゆるブラック企業と呼ばれるような企業の求人もあるので求人を探す際は注意して下さい。

クラウドソーシング

クラウドソーシングとは、仕事の受注者と発注者が利用する仕事のプラットフォームのようなものです。システムエンジニアやデザイナー、ライターなど幅広いジャンルの案件を取り扱っており、プロから初心者まで誰でも仕事の受注が可能です。また仕事は全てオンライン場で完結するので、自宅で働けるのもクラウドソーシングの大きな強みだと言えます。

就職エージェント

就職エージェントは職業紹介を行ってくれる民間のサービスです。求職者に対しては基本的に専任のエージェントがつき、就職に関する各種サポートを行ってくれるのが特徴です。また民間のサービスですが、成果報酬によってエージェント会社は利益をあげる仕組みになっているため求職者は無料で利用することができます。

30代ニートの就職活動の際のポイント

ここでは、30代ニートが実際に就職活動を行う際のポイントについて解説します。

自己分析を行う

就職活動を行うにあたっては、自己分析をしっかりと行うようにしましょう。自己分析では、これまで自分がどのようなことを行なってきたのか、どういったことが好き・嫌いなのか、何が得意・不得意なのかといったことを振り返り、自分が何に興味を持っているのかを考えていきます。そうすることで、自分の希望する業界や職種などが見えてくるはずです。また面接ではニート期間についての質問を受ける可能性が高いので、なぜニートになったのか、なぜ就職活動をしようと思ったのか、といった点は伝えられるように整理しておきましょう。

企業分析を行う

自己分析と同じように企業分析も行っておく必要があります。一見すると同じような企業に見えても、それぞれの企業が異なる企業理念や事業内容を持っています。企業についての基本情報を調べ、どういった点が魅力的なのか、その企業に対して自分がどのように貢献できるのか、またそれは何故なのかといった点をまとめておきましょう。

条件を絞りすぎない

働くにあたっては、自分の希望する条件があるかもしれませんが、条件を絞り過ぎてしまうと選択肢が少なくなってしまいます。また特に30代ニートという状況を考えると選り好みできる状況ではないため、最低限の譲れない条件以外は柔軟に対応するようにしましょう。

まとめ

今回は、30代ニートについて、なぜニートになったのか、ニートを続けるとどうなるのか、ニートを脱出するにはどうすればいいのか、といった点について解説しました。30代ニートであっても社会復帰することは可能です。しかし若い世代に比べると難しいのは事実なので、今回紹介した内容を参考に就職活動に取り組んでみて下さい。